技術コラム
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参入が相次ぐ風車の保守・メンテナンス業界!なぜ今注目を集めている?
先日、ある展示会の説明を伺うため、営業の方と面会しました。その際、話題になったのが、「風車の保守・メンテナンス」。最近、この業界への新規参入や事業拡大の動きが目立ってきているというのです。
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FFT解析で軸受の不良個所を特定!どんなメリットがあるの?
軸受(ベアリング)の不良個所が特定できるFFT解析について以前解説しました。では、「軸受の不良個所」すなわち”内輪”、”外輪”、”転動体(コロ)”、”保持器(リテーナー)”のどこに損傷が起きている可能性が高いのかを判別することのメリットとは何なのでしょうか。
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”芯出し不良”による『6つの影響』をレーザー式軸芯出しで解消!
本記事ではミスアライメント=芯出し不良が及ぼす影響と、正確な軸芯出しをするメリットとその手段としてのレーザー式軸芯出しの測定方法について解説します。”芯出し不良”をおさらい カップリングの芯出し不良とはどのような状態でしょうか。
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風車のメンテナンス作業時間の削減を実現!レーザー式芯出しとは?
以前、「風車ならではの芯出しの課題」と「レーザー式芯出しシステムのメリット」について記事を書きました。関連ブログ記事 注目を集める風力発電。
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レーザーの特徴を調べてみました
レーザーという言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。レーザーポインター、コピー機、レーザープリンター、バーコードスキャナにレーザーマウス、レーザー加工機。レーシックもレーザー技術の応用ですね。
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回転機械のオンライン「監視」と「診断」の違い
プラント内にある、ポンプや遠心圧縮機といったさまざまな回転機械。設備の重要度が高ければ高いほど、定期的な状態診断や保全が欠かせません。しかし、定期的な計測・診断では不良の初期兆候を見逃してしまい、突発停止を引き起こしてしまう可能性は否定できません。
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軸受のオンライン状態監視、対象機器や診断手法はどう決める?
以前、「設備保全」に焦点をあて、オンライン監視とオフライン監視の違い、それぞれのメリットについてのコラムを掲載しました。関連ブログ記事 設備保全におけるオンラインとオフライン状態監視。
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往復動圧縮機の『シール部品』とは、どんなもの?
「回転軸があるところにシール部品あり」といっても過言ではないのかもしれません。それぐらいシール部品というのはさまざまな機械で使用されています。当然、往復動圧縮機にも複数個所にシール部品が入っていますが、その名称や形態はまったく異なります。
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たびたび発生するポンプの故障…。不良発生個所と整備のポイントをチェック!
回転機械の代表選手ともいえるポンプ。長期間使用したポンプは、軸受の劣化や流量の低下が発生している可能性も…。そこで今日はポンプで起こりうる異常・不良個所を解説、整備時にチェックすべきポイントをご紹介します。
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よく耳にするFFT解析。軸受診断に適用すると何がわかる?
「FFT、よく聞くけれどイマイチわからない」「難しそう…」という方、大勢いると思います。でも、実はこのFFTも周波数の応用なのです。FFTと軸受診断について解説します。
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AE信号(アコースティック・エミッション)を読み解く
AE(Acoustic Emission)信号には、2つの種類があることはご存知ですか?本日はAEについて復習しながら、2つの信号の違いについて見ていきましょう。
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設備保全におけるオンラインとオフライン状態監視。その違いとメリットとは?
プラントや工場内の設備は、その設備の重要度に応じて監視体制を変え、保全を行っています。保全方式も壊れた段階で修理・部品交換を行うBM(Breakdown Maintenance)、一定の周期で行うTBM(Time Based Maintenance)など、さまざまです。
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機械損傷の原因の3割は精密部品である○○が原因?!
回転機械の損傷原因として思い浮かぶ現象は何でしょうか。カップリングのミスアライメント、羽根のアンバランス、シール部品やモーターの異常……回転機械はさまざまな部品で構成されているので、一つの部品の不良が他の部品の異常、強いては機械の停止につながってしまうこともあります。
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石油精製・化学業界で必須の往復動圧縮機。その構造とは?
石油精製・化学プラントにはなくてはならない「圧縮機」。なかでも、私がこの業界に足を踏み入れてから最初に勉強したのが「往復動圧縮機」でした。往復動圧縮機とはどのような構造で、どのような役割を果たしているのでしょうか。今日はその概要を解説します。
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風車芯出しの課題とは?レーザーアライメントなら時間短縮も同時に実現
日本で風力発電の本格的な導入が始まってから10年余。2014年時点で、国内の風力発電は460箇所、約2千基(発電能力計約250万キロワット)におよびます。今後も注目を集める発電事業といえるでしょう。一方で、風力発電所が増えるにつれ、事故の発生件数も増加の傾向にあります。