製材所における効率改善にもレーザーアライメントを活用できます

イージーレーザー®E980アライメントシステムを導入したフィンランドの製材所について解説したブログの翻訳記事をご紹介します。

パルプ、製材、その他のバイオ製品の世界有数の生産者であるMetsäFiber社は、フィンランドのKyröにある製材所でイージーレーザー®E980アライメントシステムを導入しました。

製材業界の事情

製材業界では、最も重要な生産資産は製材そのものです。その信頼性、効率、耐久性は、強力な国際市場での競争力を確保する上で重要な役割を果たします。機械駆動ののこぎりが継続的に作動し、毎日大量の木材を処理しています。したがって、のこぎり機とそののこぎり刃は、それらが可能な限り正確にアライメントされていることが重要です。部品が正しく設定されていないと、機械のトランスミッション部品と、のこぎり刃が早く摩耗してしまいます。

製材所でのレーザーアライメントの活用

製材所における調整はそれ自体新しいものではありませんが、近年、方法と機器の使用は改善されてきています。今日では、製材所においても、独自の調整の専門知識とツールがある状態にするモチベーションを持つようになってきました。これにより、アライメントを継続的に行うことができますし、レーザー技術は従来の手法に取って代わりつつあります。アライメント中であっても、機械の周りを自由に動き回れるので、測定をしながらリアルタイムでアライメント調整できます。

イージーレーザー®E980は、のこぎりの効率を改善し、原材料を費用対効果が高く、効率的に使用するように設計されています。帯鋸と丸鋸および関連部品の真直度、平面度、直角度を測定でき、製材所のサービス担当や生産担当者でも使用できるシステム設計になっています。

レーザーアライメントを最大限に活用するためのトレーニング

機器を購入しただけで、製材所の効率が自動的に向上するわけではありません。当然、最終的には製材所のスタッフが調整を行う必要があります。したがって、スタッフの調整に関する専門知識を確実なものにしていくことが重要です。そこで、フィンランドの販売代理店であるYTM-Industrial社は製材所のメンテナンススタッフ、製材業者、および製材技術者向けに、具体的な例を出しながらイージーレーザー®E980の基本的な使用方法をトレーニングしました。

トレーニングではシステムの特徴を紹介し、実習を通してスタッフが平面減速機の調整を行いました。同時に、参加者には、測定と調整によって機能を改善できる他の部品について、具体的な例を挙げながら考察する時間が設けられました。

おわりに

レーザーアライメントシステムへの投資は、生産の停止時間を減らし、製材の均一性を向上させます。さらに、正しくアライメントされたのこぎり機は、何時間にもわたり高い生産能力を維持することを可能にします。

翻訳・編集/石田有紀

※本サイトは鉄原実業株式会社が運営しております。
※記事の冒頭の画像は、MetsäFiber社の施設では撮影されたものではありません。


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