株式会社カナサシ重工様

XT770 シャフトアライメント 導入事例

誰でも簡単に操作できるかをポイントに、精度や作業効率も比較検証しました。

--レーザー式芯出しシステム検討のきっかけは何でしょうか?

当社では長年、ベテランの職人が芯出し作業を行ってきましたが、定年退職者も増えてきており、芯出し出来る人が減ってきました。そこで、経験が浅い職人でも熟練者同等の精度とスピードで芯出しが出来る道具がないか探していました。インターネットで製品を知り、問い合わせをしました。

--対象はどのような設備ですか?

船舶のプロペラ軸および、各ポンプ設備の芯出しがメインの対象です。

--検討にあたってポイントにしていたことは何でしたか?

今回、新規手法採用にあたり、「誰でも簡単に操作できるか」を一番のポイントにしていました。デモンストレーションを確認したところ、測定手順が画面に出るので、問題なく使用できそうでした。

--従来の方法と比べて、違いを感じる部分はありますか?

従来は職人の熟練度で芯出し精度、作業スピードにかなりの差がありました。イージーレーザー®を使うことで、経験が浅い職人でも熟練者と同等の精度、スピードで作業を行えると想定されましたので、導入に踏み切りました。

--製品導入の見込み効果、今後の展望についてお聞かせください。

従来の芯出し方法と比較検証した結果、あきらかに作業スピードが速い上、芯出し精度も問題なく、計測記録も簡単に残せることがわかりました。特に経験が浅い職人でも熟練者同等の芯出し精度、スピードで作業が行える見込みが立ちました。

造船所の現場ではまだ原始的な計測方法で様々な計測を行っています。デジタル化が進んだ現代にあった計測方法を模索していきたいですし、別機種の購入も視野に入れながら、作業の効率化を図りたいと考えています。

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