こんな課題・お悩みをお持ちの方向けの記事です。
25年以上にわたり、レーザーアライメントの技術研究と製品の開発・提供をしてきたイージーレーザー社がお客様からヒアリングした製品を使用する主な理由をご紹介します。
レーザーアライメントシステムを使用する12の理由
1. セットアップが簡単で使いやすい
レーザーを送受信する測定ユニットには、誰でも簡単にセットアップできるシャフト(軸)取り付け用の治具がセットになっています。延長チェーンを使用すればΦ450までの軸径に簡単にユニット設置が可能。大径カップリングへの設置用のマグネットタイプなど、さまざまなケースを想定したオプション治具も購入できます。
2. 信頼性が高く、正確な芯出しができる
アナログツールの代表格であるダイヤルゲージでは、0.001 mmまで測定することができません。
一方、レーザーアライメントシステムは、分解能0.001mmでの測定が可能で、ダイヤルゲージやストレートエッジ方式に比べて簡単に、かつ正確に芯出し作業をすることができます。
また、ダイヤルゲージではダレがゲージの表示値の精度に影響しますが、レーザーアライメントは直進性を活かした測定方法のため、ダレの影響を受けず、信頼性が高い結果を得ることができます。
3. 測定結果のレポート化
レーザーアライメントシステムを使用するメリットは、現在のズレ値と調整値をシステムが自動で計算し表示するだけではありません。測定結果を表示するディスプレイユニット(XTシリーズではスマホ・タブレットの利用も可能)から直接PDFとExcel(シャフトアライメントのみ対応)で「調整前」と「調整後」のレポートを作成できます。結果を文書化することで、機器のより良い制御と、保証をもたらします。
4. 全体像をつかむ
レーザーアライメントシステムを使用すると、機械の損傷原因である過振動を引き起こすソフトフット(猫脚)や機械ベースの平面度、ねじれを簡単に測定、検出できます。
5. スピードと精度が費用を節約
作業スピードの改善や、アライメント精度の向上により、レーザーアライメントシステムへの投資は、通常3〜6か月で回収できます。
最新式のレーザーアライメントシステム(軸芯出し測定器)を使用し、機械の調整を正確に行うことで、コストのかかる故障や予期しないダウンタイムを回避できます。
6. 明瞭で、誰でも測定可能なプロセス|7. 学びやすく、使いやすい
スケールやダイヤルゲージでは、今日の機械を十分正確に測定することができません。レーザーアライメントシステムは、測定と補正のプロセスをより明確に、再現性のあるものにします。レーザーアライメントシステムを使用すると、誰が測定を行うかに関係なく、常に同じ結果が得られます。
レーザーアライメントシステムではシステムが自動計算し、現在のズレ値と調整値を表示するため、ダイヤルゲージのような広範な経験や、複雑な計算をする必要がありません。
8. システムの拡張性
優れたレーザーアライメントシステムを使用すると、調整可能な機械や設備、測定の種類を拡張できます。機械ベースの平面度、ねじれなどを確認したり、真直度を測定したり、機械のセットアップに必要なあらゆる重要なステップで測定、調整を実施できるようになります。
9. 障害物があり、シャフトを360°回転できなくても測定が可能
レーザーアライメントシステムを使用すると、わずか40度のシャフト回転で軸芯出し測定ができます。これにより、配管や機械部品が回転を妨げるアプリケーションでの問題が解決されます。
10. エネルギー消費の削減
レーザーアライメントシステムにより、正確な測定が可能になり、長期的にエネルギー消費を削減できます。適切にアライメント調整されていない機械は、適切に調整された機械と同じ結果を達成するために、より多くのエネルギーを必要とします。エネルギー消費の削減は、電気代だけでなく、環境にも良いことです。
11. エラーのない高解像度テクノロジー
アナログ技術の場合、解像度が低すぎて正確に測定できない、読み取り時のヒューマンエラーのリスクがあります。レーザーアライメントシステムは、高解像度の非接触テクノロジーに基づいており、ヒューマンエラーを回避できます。
12. 治具設置にまつわる問題からの開放
レーザーアライメントシステムにより、ダイヤルゲージのダレや、クランプセッティング時のミスなどを排除できます。
ダイヤルゲージからレーザーアライメントシステムへの切り替え3つのメリット
①測定ユニットの取り付けが簡単
レーザーを送受信する測定ユニットには、シャフト(軸)取り付け用の治具がセットになっています。延長チェーンを使用すればΦ450までの軸径に簡単にユニット設置が可能。オプションのマグネットタイプなどを購入すれば、それ以上の大径のカップリングへの設置もできます。
②システムが自動計算して測定結果を表示
現在の芯ずれ量(オフセットずれ)と面ずれ量(角度ずれ)、調整に必要なシム量などをシステムが自動計算し、表示します。
③ダレの影響を受けづらい
レーザーの直進性を活かした測定方法を採用しているため、冷却塔などの長尺カップリングであっても正確な精度で芯出し調整ができます。
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翻訳・編集/いしだ