T製紙様

XT440 シャフトアライメント 導入事例

芯出し作業を時間短縮することで全体の効率化を図りたい

--本日はお時間をいただき、ありがとうございます。今回は2名の方にインタビューにご協力いただきました。まずは従来、どのように芯出し作業をされていたか伺えますか?イージーレーザー®を検討いただくきっかけは何だったのでしょうか?

(T製紙 Y様) 私どもの工場では機械を24時間稼働させています。機械のメンテナンスに関してはAさんが所属する常駐の工事会社に作業を委託しています。

(工事会社 A様) 数名作業員がおりまして、今まではダイヤルゲージを使用して芯出しを行っていました。

(T製紙 Y様) 今まではベテランの作業員がメインで芯出しを行っていました。ただ、若い作業員も増え、人によって作業時間や作業結果に差が出るようになりました。早い人ならば30分で済むところ、4-5時間かかっても終わらないこともありまして。若手作業員向けにダイヤルゲージのトレーニングをする案もあったのですが、数年で人が入れ替わってしまうリスクを考えると効果的ではないと思いました。そんな話を鉄原の営業担当にしたところ、レーザー式の測定器はどうですか?と勧められました。2年前のことでしたね。

--レーザー式の軸芯出し測定器のご利用経験はありましたか?

(工事会社 A様) 存在は知っていて興味はありましたが、実物を見たのは営業担当が卓上デモを行ったときが初めてでした。

(T製紙 Y様) 私もレーザーでできるものがあるのは知っていました。

--検討の流れについてお聞かせください。

(T製紙 Y様) イージーレーザー®をご紹介いただいた後、デモ機を持ち込んでいただき卓上で使用方法について簡単な説明を受けました。ただ、予算の問題ですぐに購入には至りませんでした。現場は必要と感じていましたが予算を取るのに時間がかかりまして……。今年に入り、予算が取れたこともあり導入に踏み切りました。

--比較検討はされましたか?イージーレーザー®に決めたポイントは何でしたか?

(T製紙 Y様) 他社にも類似の製品があることは知っていましたが、具体的に検討はしなかったですね。

(工事会社 A様) 私も他社製品は見たことがありません。

(T製紙 Y様) 当社が抱えていた課題は作業員ごとの時間、結果のバラツキでした。イージーレーザー®はこの課題を解決できる製品とわかったため検討を進めました。あとは営業担当からの押しですね(笑)

--デジタル(レーザー)とアナログ(ダイヤルゲージ)で機能の差はありますか?どのような点に違いを感じますか?

(工事会社 A様) 機能面はデジタルかアナログかの違いのみで、ほとんど差はないです。ただ、デジタルは圧倒的に短時間で測定できますし、計算間違いとかもありません。楽だなと感じますし、現場の状況に合わせて設定できる点がイージーレーザーの一番のポイントだと思います。ダイヤルゲージですと(設定という概念がないので)、測定条件が悪い現場だと針が振れて全然見れないことがあります。一方、イージーレーザー®はフィルター機能など状況に合わせて設定をカスタマイズできます。この点はデジタル=イージーレーザー®が優れていると思います。

--今回、スマートフォン向け無料アプリ「XT Alignment」をご利用いただきましたが、使い心地はいかがでしたか?

(工事会社 A様) わかりやすく親切に作ってあると思います。左から順番にボタンを押していけば測定結果画面までたどり着けますし、入力が必要な個所もグラフィックで説明してあるので迷わず作業できました。海外の製品とのことでしたが、日本語の違和感もありません。

--今後、どのような効果を期待されているのでしょうか?

(T製紙 Y様) まずは当初の課題解決ですね。作業員のスキルに依存しないので足並みが揃いそうですし、時間短縮にもつながりそうです。

(工事会社 A様) 今までだと芯出しができる職人が限られるので、一日に数台、状況が悪いときには一日に一台しか完了できないこともありました。イージーレーザー®を使用することによって、一日の作業台数を一台から二台に、三台から四台にと上げていければと考えています。芯出し作業を効率化することで全体の効率化を図りたいですね。ある程度皆が経験を積めば、新しく作業員が入っても使い方のレクチャーをして引き継ぐことができそうです。

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