本日はイージーレーザー社が配信しているブログから、船舶メンテナンスに関する翻訳記事をお届けします。彼らの「レーザーでイージー!な日々」とは?早速見ていきましょう!
オンサイトアライメント社とは?
オンサイトアライメント社(On Site Alignment) は、船内のメンテナンスサービスに重点を置いたオランダの会社です。25年以上のフィールド経験を持ち、重要な機械のアライメント、エンジニアリング、トラブルシューティングなどで問題が発生した場合にサポートを提供しています。専門家であるオンサイトアライメント社は、あらゆる分野でのハイエンドサービスに関する示唆を与えてくれるでしょう。
Joost van Doodewaard氏は、シンガポールを拠点とするアジア地域でのオンサイトアライメント社の日常業務を担当しており、数年前、イージーレーザー®製品を使い始めました。今回、私たちイージーレーザー社は、Doodewaard氏に船内の回転機械のアライメント作業についてのインタビューを行いました。回転機械のアライメントは、アジアでのオンサイトアライメント社の作業の95%を占めています。
--造船所では、さまざまな作業や課題があるかと思います。On Site Alignment社の典型的な請負作業は何ですか?
船には多くの回転機械がありますので、発生する状況や課題もさまざまなです。我々の会社では、例として、ギアボックスとメインエンジンの軸芯出し調整を行います。イージーレーザー®が登場するのはこの場面です。型番はE710(旧シリーズのハイエンドモデル)を使用しています。測定結果は、メインエンジンを垂直・水平方向にどの程度調整すればよいかを示してくれます。
ドレッジポンプのシャフトアライメント
プロペラシャフトを外すと、メインエンジンに対するスタンチューブ(船尾管)の位置を測定できます。E710のレーザー発信器をフライホイールに取り付け、クランクシャフトの中心線を延長します。レーザー受光器はベアリング位置に配置します。値が記録され、測定プログラムが自動計算して垂直方向および水平方向それぞれの調整値を表示します。
スタンチューブのボアアライメントの測定。後方から見たレーザー受光器、反対側にはフライホイール上のレーザー発信器
「高品質のサービスを提供する」とは、例え物理的に困難な場所(例えば狭く汚れた、複雑かつ這って進むような場所)でも確実に作業可能であるということです。また、船でのアライメント調整には他の課題も伴いますし、考慮すべきパラメータは数多くあります。水の上を船が動いていて、積載状態やバラストの状態が異なります。正確なアライメント調整を行うためには、これらすべてを考慮する必要があります。
当然、強烈な日差しは金属に影響を与え、それは測定プロセスに影響を与えます。この影響を最小限に抑えるために、私たちは夜間または朝早くに作業を実行するようにしています。
--オンサイトアライメント社は数年前からE710を使用しています。何から始めましたか?
ドットレーザーはラインレーザーよりも正確です。調べてみると、イージーレーザー®製品は他社製品と比較して安価な価格で提供していることがわかったので、購入決定は難しくありませんでした。
オンサイトアライメント社で働く誰もがレーザー機器の使い方を知っている必要があります。イージーレーザー®製品は我々のツールの1つであり、可能な限りそれを使用しています。時には、レーザーという選択肢ではなく、アライメントのためにダイヤルゲージなど、伝統的なツールを使用することもありますが、イージーレーザー®は私たちが最もよく使用するツールだと思います。
ケーブル敷設船に搭載されたリニアケーブルエンジンの基礎の平面度を測定
--ダウンタイムをできるだけ短くすることが、クライアントにとって重要です。他のツールと比較して、レーザー機器を使用する利点はありますか?
ご存知のように、我々が働いている過酷な環境ではさまざまなことが起こります。クライアントが物事を迅速にやり直す必要がある状況の中、ツールが故障するとどうなりますか?より長時間のダウンタイムと失望したクライアント。そのようなことは望んでいません。
したがって、使用する機器が堅牢であることは私たちにとって重要です。これはイージーレーザー®E710にも当てはまります。もう一つの利点はアプリです。つまり、仮にディスプレイユニットが故障したとしても、手持ちのスマートフォンやタブレットをバックアップデバイスとして使用することもできます(新モデルXTシリーズの場合)。
--クライアントはあなたのレーザーツールに興味を示しましたか?
彼らはエンジニアです!彼らは常に高度な技術に興味を持っています。イージーレーザー®から得たものに感銘を受け、高品質のツールであると判断しました。
--イージーレーザー®をこれからも使い続ける可能性は高いでしょうか?
可能性は高いと思います。E710からXTシリーズへ全器種アップグレードを時期が来たら検討するかもしれません。
おわりに
お客様が抱える課題にあわせて、型式をご提案させていただきます。こちらからお気軽にご相談くださいね。
翻訳・編集/いしだ
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