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ロール設備の平行度・水平度調整、レーザー式で測定できる設備と測定方法

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さまざまな製品の製造ラインや搬送用に使われているロール設備。そのロール設備の測定方法、精度に満足されていますか?日本では気泡管やダイヤルゲージなどを使用して、水平度と平行度を調整する手法が一般的ですね。

一方、海外では流動的な雇用制度で、技術者が育ちにくい環境であることから、誰でも使える計測器やシステム開発が積極的に行われ、ロール設備の測定であれば、レーザー式が主流です。

本日はレーザー式ロールアライメントシステムが利用されている業界や設備、使用方法をご紹介します。

レーザー式が利用されている業界・設備

製鐵、金属加工機械(圧延機、巻取機)

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製紙(抄紙機プレスロール、ドライヤーロール、カレンダーロール)

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パッケージング機械

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印刷機械

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フィルム製造機械

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対象設備やニーズに応じた測定手法が選択可能

当社取り扱いのイージーレーザー®製品の場合、主に2種類のアプリケーションから用途に応じて選択ができます。

イージーレーザー® E970ロールアライメント

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【E970使用方法】
① レーザー発信器を設置します。続いて、プリズムとレーザー受光器をセットし、測定を開始します。

ロールの平行度測定システム

レーザー発信器、受光器、プリズムを設置する

② ロールの測定ポイント間や調整ポイント間(ピローブロック間)の距離を入力します。続いて、ロール両端の数値を登録します。登録が完了したら、プリズムとレーザー受光器を第二のロールにセットし、同様に測定します。

ロールの平行度測定システム

必要な距離情報の入力、測定の実施

③ 上記②の作業完了後、測定したすべてのロールの結果をグラフィクスや表で確認できます。測定結果を確認しながら調整作業を実施します。

ロールの平行度測定システム

測定結果の確認、調整

イージーレーザー® E975ロールアライメント

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【E975使用方法】
① 受光器は専用のブラケットを用いて、平行度を測定したいロールに簡単にセットできます。レーザー発信器は、レーザーがロール上に設置された受光器の角度ズレを検知するパネルに照射されるように設置します。

② ディスプレイユニットを使用しながら測定・調整をしていきます。高精度のデジタル水準器を採用しているので、複雑な操作なく、ロールのレベルが表示され数値を登録します。

ロールの平行度測定システム

ロールレベルの登録

③ 次にロール平行度を計測します。発信器からのレーザー光が、受光器パネルに照射されるように、受光器を移動させて真っすぐに入射するように位置調整を行います。

ロールの平行度測定システム

ロール平行度計測

④ 上記②の作業完了後に測定したすべてのロールの結果はグラフィクスや表で表示されます。(※初めに計測したロールが基準ロールとなりますが、計測終了後に任意に変更可能です)。
(B):基準のロール、(C):基準ロールに対する測定したロールの位置

ロールの平行度測定システム

測定結果のグラフィック表示

おわりに

「ロールのズレ・傾きなど、芯出し不良による製品のヨレ・シワが発生した場合、生産ロスが出てしまう状況を避けたい……」
「このような状況改善のためにも、ダイヤルゲージよりも高精度な測定を短時間で行いたい」
「情報漏洩リスクの観点から、自社のスタッフでロール調整をできるようにしたい」

上記のようなお悩みをお持ちの方、レーザーでイージーな測定を行ってみませんか?さまざまなロール設備向けに導入トレーニングを行ってきたベテラン技術担当が、設備ごとにぴったりな測定方法、アプリケーション、治具をご案内させていただきます。ご相談、訪問説明は無料ですので、ご興味ある方はこちらからお問い合わせくださいね。

文/石田有紀

※本コラムはイージーレーザー特設サイトに掲載した記事です。

イージーレーザー特設サイト





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