トルクリミッタ

こんな課題・お悩みはありませんか?

機械装置に過負荷(例:ワーク嚙み込み/オペレーションミス)が発生した際に、
駆動側からのトルク伝達を遮断し、機械損傷を防止したい

R+W社の精密トルクリミッタは過負荷発生後、
トルク伝達を高速かつ確実に遮断します

<特徴>
・幅広いトルク範囲(0.1~2800Nm)
・運転中のノーバックラッシュ実現
・高速遮断(過負荷発生後3-5ミリ秒作動)
・設定トルクの±5%での確実な作動
・トルク伝達中は摩耗要素なく、基本はメンテナンスフリー
・遮断後の残留摺動摩耗を最低限に抑える皿ばね構造
・遮断後の自動復帰・手動復帰は選択可能
・近接センサ設置で作動検知信号の発報可能

 

R+W社の精密トルクリミッタが選ばれる理由

高速遮断を実現する皿ばね特性

3-5ミリ秒が実現可能な理由は、稼働中のボールを押し付ける皿ばねの特性にあります。過負荷発生時、皿ばねは最初はボールからの荷重に抗しますが、たわみが一定量に達した段階で、逆にひっくり返るバックリングが発生します。バックリングすると、ボールの作動に抗する力がなくなり、一気にトルク伝達が遮断されます。これが3-5ミリ秒という高速遮断が実現できる理由です。

自動復帰・手動復帰の選択可能

過負荷発生しトルク伝達を遮断した後、設定トルク以下に戻った場合(過負荷が解消された場合)、機器停止することなく、自動で再トルク伝達を行う自動復帰型の選択が可能です。自動復帰型には、必ず同じ位相角(原点)で連結する「シングルポジションタイプ」と、特に原点位置を求めない「マルチポジションタイプ」があります。手動復帰も選択可能で、その場合はマイナスドライバー等で調整ナットを押し込む作業が発生します。

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型式

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SK1/SKN/SKP: タイミングギア組み合わせ

タイミングベルトとギアを介してスピンドル作動させる機器に適した型式です。軸受設置方法等スペースやサイズに合わせて選ぶことができます。軸嵌め合いはクランプフィット、テーパーロック、キー溝から選択いただけます。

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SK2/SK3/SK5/ES2: カップリング付

ベローズカップリングやエラストマーカップリングとの組み合わせによる提供も可能です。軸嵌め合いはクランプフィット、テーパーロック、キー溝から選択頂けます。アダプタタイプは軸方向にハブを引き抜けば良いので、取付の作業性が向上します。また嵌め合い部には樹脂を使用しているので絶縁性も期待できます。

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SLN/SLP/SL2/SLE: 軽量/高トルクタイプ

SKシリーズとの比較で、コンパクトで軽量タイプでありながら、同サイズよりも許容トルクは1.5倍になっています。設置スペース制限や、低慣性モーメント要求時に有効です。部品材料には高張力アルミを採用しているので耐食性も向上しています。

 
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(音楽が流れます。音量にご注意ください。)

 
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さまざまな業界・設備でご使用いただいております

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代表的な対象設備

包装機械、試験機、電池製造組立ライン用装置、工作機械、
半導体機械、自動機、印刷機械、食品機械、梱包機械、搬送機械など

 
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お問い合わせ

御見積依頼、技術的相談など、お気軽にご連絡ください。(TEL:03-3937-0631)

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R+W(アールアンドダブリュ)社(製造元)

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