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振動計測初心者の方におすすめ!『Vibrio M』の特徴

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当社ではAdash社が開発したポータブル型振動計『Vibrio M(バイブロ エム)』の取り扱いを始めました。Vibrio Mの特徴の一つが故障自動検出システム「FASIT」で、通常時と比べアンバランスやミスアライメント、緩み、軸受不良が発生していないかをグラフ表示で簡単にできる点です。

ボタン数も少なく、シンプルな設計になっており、振動計測初心者向けの機種です。

Vibrio Mとは

 
Vibrio Mは、変位・速度・加速度のオーバーオール値、FFT解析、時間波形、聴音といった、振動による機械の状態診断のために必要な機能が搭載されたエントリーモデルです。リチウムイオン電池で連続16時間使用が可能、センサ込みで580gと軽量なため、日常の点検に適しています。

振動診断初心者だけではなく、小型サイズの2台目、3台目の振動計を導入したい企業様にもおすすめです。

製品ページ


本体構成

 
ボタンは上下左右を選択用が2つ、確定ボタン1つの計3つです。確定ボタンを押すと電源オン、電源をオフするには確定ボタンを長押しします。

ICP® 加速度センサ1つとケーブルを接続して計測を行います。ヘッドフォンも付属していますので、聴音確認も可能です。


計測結果の表示

 

 

故障自動診断機能「FASIT」

 
この機能では、現在の故障レベルを「アンバランス」「ミスアライメント」「緩み」「ベアリング損傷」「それ以外の故障」のいずれに該当しているか、レベル別に色分けしてお知らせします。



 

ルート計測機能

 
ルート計測は、自社が保有する設備にあわせて独自の道順(計測ポイント)を操作器本体に登録し、日々の点検を行いやすくするための機能です。

現場に行く前にPCにAdash社が開発したDDSソフトウェアをダウンロードし、計測を行うルート(道順)を登録し、データを操作器本体に転送する必要があります。

【PC用ソフトウェア】Vibrio M専用PCソフトウェア
ダウンロードURLはこちら

メーカー情報

 

Adash spol. s r.o.社は、1991年にRadomir Sglunda氏とAdam Bojko氏が創設したチェコにある振動計メーカーです。1995年からハンドヘルドタイプの振動計を開発、以来、お客様のご意見を取り入れながら、製品モデルを増やしていきました。

現在は、始めて振動解析を行うユーザー向けのVibrio M、より詳細な振動解析を行うユーザ向けモデルのVA3 Pro、VA5 Proを開発、オンライン型振動解析モジュールと解析ソフトウェアを供給しています。故障自動検出システム「FASIT」もDDSソフトウェア上で確認ができます。

文/いしだ

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