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1.302025
海水ポンプを最適稼働させる!計測器で芯ずれ・振動を見える化

プラントでは多くの海水ポンプが稼働していますよね。なかには、配管径が非常に大きいものがあります。
海水ポンプ周りで有用な計測器をご紹介します。
レーザー式軸芯出しシステム
海水ポンプを動かすために、シャフトやカップリングを介してモーターがつながっていますが、例えばそのシャフトがずれたまま機械の運転を続けていると、軸受などの部品に大きな負荷がかかってしまいます。
芯ずれを予防するには、芯出し作業時に許容値内に収まるよう芯出しを行うことが重要です。レーザー式の軸芯出しシステムを使用することで、分解能0.001mmの高精度な芯出しが可能になります。
お客様使用例
《例①》大径のシャフトでも、レーザー式なら取り付け用の治具を簡単に設置できて時短になった。
《例②》プラントや工場から委託を受けて芯出し作業をしているが、精度の高い芯出しと、報告書の提出が義務付けられた。レーザー式は分解能0.001mmの測定が可能なため導入した。
イージーレーザー社のレーザー式軸芯出しシステム
入力が必要な項目や計測手順がディスプレイユニットに順番に表示され、現在のズレ値だけでなく、調整値(シム値)までリアルタイムで表示。芯出し初心者の方でも簡単に高精度な芯出しを行えます。大径のシャフトでも、取り付けが可能なオプション治具をご用意しています。
ポータブル型振動計
軸受傷などができると、振動が発生します。その振動を定量的に測るのが振動計です。
お客様使用例
《例①》計測対象機器が多い現場で、できる限り作業負担少なく、短時間でベアリング異常を判断するために振動計を導入。
《例②》FFT解析でミスアライメントや軸受傷の有無など、不良原因の特定を行った。
Adash社の振動計
チェコにあるAdash社では、初めて振動解析を行うユーザー向けのVibrio M、より詳細な振動解析を行うユーザ向けモデルのVA3 Pro、VA5 Proを開発。損傷状態を視覚的にわかりやすく表示する故障自動検出機能「FASIT」を搭載しています。
Erbessd Instrument社の振動計
Erbessd Instrument社が開発提供しているWiSER 3X振動センサは「ワイヤレス」×「アプリで簡単操作」×「高精度FFT解析」を実現。周波数レンジ0.5Hz~、サンプリング周波数48kHz、ライン解像度819200まで対応。高解像度の振動解析が可能です。
文/いしだ
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