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Flexim超音波流量計:よくあるご質問 Q&A

Flexim 超音波流量計に関するよくあるご質問をまとめました。
その他のご質問やご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Q. 計測可能な流体に制限はありますか?
A. あらゆる液体・気体に対応しておりますが、中には圧力や配管サイズ、流速によって計測難度が高いものもございます。データシートをご提出いただけましたら、技術担当にて計測可否の回答をさせていただきます。
Q. 対象の温度は何度まで?
A. トランスデューサにより耐熱温度が異なりますが、液体は-40~240℃まで、気体はマイナス-40~200℃まで対応しています。また液体に限り、ウェーブインジェクターという特殊な治具を使用することで、240℃以上の流体計測も可能です。
※詳しくはお問合せください。
Q. 気体も計測できますか?
A. 気体向けの器種がございますので計測可能です。樹脂配管など、金属以外であれば圧力制限はありません。金属配管の場合、圧力0.5MPa以上から、要ご相談となります。詳細はお問い合わせください。
Q. 流速の上限下限は?
A. 液体用0.01~25m/s、気体用0.01~35m/sとなります。
Q. 満液でないと計測できませんか?
A. 満液を前提に流量計算しますので、精度に影響があります。また、測定できないこともございます。
Q. 配管材質に制限はありますか?
A. あらゆる配管で計測いただけますが、ゴムホース等固定が難しい配管は計測対象外となります。また円状である必要がありますので、ダクト等は計測対象外です。
Q. どのようなデータ入力が必要ですか?
A. 配管外径、配管肉厚、配管材質、ライニングの有無、流体名(組成)、流体温度が一般的です。気体計測の場合は圧力の入力が必要です。
Q. 見積が欲しいです。どうしたらよいですか?
A. デモ計測にて器種を選定するため、デモ前は概算価格のご提示となります。詳細はお問い合わせください。
Q. 配管表面の塗装ははがす必要はありますか?
A. 通常の防錆塗装であればそのまま測定可能です。塗装による凹凸が大きい場合や、厚みが均一でない場合は、均す程度にやすりがけをさせていただくこともございます。
Q. ライニング管でも計測できますか?
A. 計測可能です。ライニング材質と肉厚情報が必要となります。
Q. 保温材やヒートトレースが巻いてある場合はどうすればいいですか。
A. 保温材が巻いてある場合は、一度剥がしていただき、トランスデューサ設置後再度巻いていただきます。ヒートトレースの場合はトレースを避けて設置します。
Q. FLEXUSで出力される流量単位はなんですか?
A. 体積流量で計測しますが、質量流量に変換することも可能です。ご希望の単位をご相談ください。
Q. 計測精度について教えてください。
A. カタログ上±1%ですが、既存の配管を使用するため配管の精度に依存します。
Q. 1台で複数の配管の計測をする事は可能ですか?
A. 1台で最大4チャンネルまで計測可能です。器種により異なります。
Q. 必要直管長が確保できません。超音波式流量計の使用は難しいですか?
A. 配管仕様により必要直管長は異なりますが、条件によっては計測できる可能性があります。ぜひご相談ください。

文/まつもと

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