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スキー場の高揚程ポンプの芯出しを内製化!設備保全・メンテナンスの時流とは?

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今まで、何回かご紹介してきたレーザー式芯出しシステム『イージーレーザー』。弊社がお取り扱いするようになってから10年以上が経ちます。ダイヤルゲージを使用した場合、ダレが出たり、調整に時間がかかったりしてしまうケースもありますが、レーザー式であればいずれも解決できるということで、冷却塔のような長尺カップリングや大型のカップリングの軸芯出しの需要がある、メンテナンス業者を中心に導入が進みました。

最近では、外注にお願いしていたエンドユーザーが、レーザー式軸芯出し器を購入し、自社で軸芯出しをはじめるケースが増えてきました。

今日は実際にあったお問い合わせをご紹介していこうと思います。
 

スキー場を運営するA社様のケース

弊社のWebサイトをご覧になって、お電話にてお問い合わせを頂いたA社様は、系列の近接するスキー場に多いところで十数台の高揚程ポンプを保有されています。

用途は保守用建屋からスキー場内の降雪機に向けて送水するためで、数キロ先まで送水するポンプもあるのだそうです。スイスで登山列車に乗った際に、その横を華麗にスキーやスノボで滑っていく旅行者をたくさん見ましたが、その時はそんなところにポンプ=芯出しのニーズがあるとは知りませんでした……。

現在は、メーカーの代理店が手配した作業員が、シーズン前にダイヤルゲージで軸芯出しを行っているそうです。もちろん、そのほかの部分のポンプの点検も兼ねているのですが、作業費がかなりかかっているため、内製化をお考えとのこと。

ただ、当該スキー場にはダイヤルゲージを扱える作業員がおらず、習熟にも年数がかかると聞いていたので、別の手段を模索されていました。
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レーザー式芯出しシステム 『イージーレーザー』とは?

今回、お問い合わせいただいた『イージーレーザー』の特長の一つとして、どなたでも半日のトレーニングで芯出しが可能が挙げられます。この軸芯出し器はほかにもいくつかメリットがあります。

① 垂直・水平方向のズレ値と調整値をディスプレイにリアルタイム表示
② 軸端間距離 最大20mまで計測可能
③ PDFレポート 出力機能付き

せっかくデジタルツールを購入しても、お蔵入りではもったいないですよね。自社の作業員で問題なく使用できるかどうか、購入前に実機で確認することをおすすめします。

A社様はお打ち合わせの後、実際のポンプで使用感などをご確認され、導入に向けて前向きに検討されているとのコメントを頂戴しました。計測の様子はこちら。

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イージーレーザーを動画で解説!

ユニットの取り付けから、ディスプレイ操作、アライメント調整までの流れを解説しています。

さいごに

イージーレーザーのメーカーはスウェーデンにあるのですが、担当者いわく、実はスイスやオーストリアのスキー場で、イージーレーザーは多く導入されているのだそうです。(日本とは少し事情が異なり、ヨーロッパでは、ダイヤルゲージでの芯出し技術があまり進まず、できるだけ楽をできるデジタルツールが好まれたようです)

実は内製化の流れは他の業界でも進んでいます。具体的な業界名の言及は避けますが、長い間、機械メーカーにメンテナンスを頼んでいた企業でも、自社で同様の状態診断や設備保全ができないか具体的にツールを検討されており、展示会でもそういったご相談が実際にありました。

そのほか、駐車場車両昇降機装置のチェーンカップリングのアライメント後、客先提出書類を作成する際に信頼のおけるデータが必要になったというものもありました。

「気づいたら同業他社では内製化が進んでた」「(メーカーである)自社から他の業者に乗り換えられていた」「作業報告書に信頼性のある数値を提示することが業界標準になっていて乗り遅れた」ということのないように、常に情報収集をし、時流に気を配っておくことが大事ですね。

文/石田有紀


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