ブログ

[ミニコラム/English] 資格試験の鉄板、「TOEIC®」。効果的な勉強法とは?

Education concept: Painted green text Learn English on Torn Paper background with  Hand Drawn Education Icons, 3d render

2010年に楽天株式会社の三木谷社長が社内英語公用語化を発表してから、早5年。次年度の2011年にはTOEIC® の受験者が227万人と、前年度1.3倍近い数字を記録しました。それからも年々受験者は増え続けています。

かくいう私も定期的に受験をしている一人で、直近ではスコア900を超えました。それでも苦労することはたくさんありますが、一受験者として、今日は私が日々実践していることをお伝えします。

 

前提:「スコア」と「英語力」は比例しない

TOEICはマークシート方式のペーパーテストだけなので、点数が高い=英語が話せるとは限りません。私もメールの読み書きはなんとかできるけれども、コミュニケーションは満足にとれず、ずっとそれがコンプレックスでした。今もそうなのですが、大学で初めて受験したときは500前後だったことを考えると、「少しは成長しているはず」と、自信になるときもあります。

TOEICが好きで、定期的に受けている人の理由の一つかもしれませんね。
 

最もスタンダードな資格試験 TOEIC

私が初めてTOEIC®を受験したのは2005年頃のこと。すでに大学生の間ではスタンダードな存在でした。しかし、受験していない友人も多く、まだその頃は就活に大きな影響はなかったように思います。それでも、昇進するためには700くらいは必要になる、といった会社はありましたし、今でも「TOEIC○○以上の方優遇」といった採用条件は目にします。

実際にどのくらいの人が受験しているのか調べてみたところ、2011年の伸び率が突出しています。楽天のニュースはかなりインパクトが強かったのではないでしょうか。
TOEICテスト受験者数の推移

とはいえ、いつまでもTOEICがスタンダードとは限りません。TOEIC® Speaking&Writing(TOEIC® S&W)も登場しましたし、海外ではTOEFLやIELTSが主流の地域もあります。TOEICのスコアだけに固執せず、楽しく学びながら英語力アップすることが大切です。
 

スコアアップの近道は「公式問題集」と「文法の勉強」

「時間かけて勉強できない」という方や、「とにかくスコアを上げたい、700が目標」という方もいらっしゃると思います。その場合におすすめなのは、公式問題集と単語の勉強です。

スコア500前後のときは問題に慣れていないことが原因の場合があります。例えば最後まで問題が解き終わらない場合です。もしかしたら最後のほうにわかる問題があったかもしれません。

あてはまる方は、公式問題集を制限時間内で全問解けるまで繰り返しやってみましょう。TOEICは幸か不幸かペーパーテストなので、練習をしていると勘がはたらくようになります。「あっ、このひっかけで前もひっかかったな」、「この文法の問題、前に似たようなものがあったな」といった具合です。問題を解くスピードが上がれば、必然的にスコアも伸びてきます。これで700くらいまでは到達できるようになるはずです。

スコア700前後のときには「文法の勉強」が有効です。文法はリーディングセクションのPart 5,6に直結しますし、Part 7の文章を読んでいるときも文法でつまづく回数が減ります。Part 5であれば問題の形態別に練習しておくとそれだけで解けてしまう問題もありますので、少し時間をかけて基礎から勉強するのもよいかもしれません。
 

リスニング対策には「長寿番組 NHKラジオ英語」

言わずと知れた英語勉強の鉄板ツールですね。私も中学に入学したときに、先生に推奨された記憶があります。当時はラジオを聞き逃したらCDを買うしかなく、一度忘れると面倒になってしまっていました。

再び聞き始めてたのは、今の会社に入ってからでした。海外製品部へ所属することは決まっていましたので、「とにかく少しでも毎日英語に触れなきゃ」と思ったのがきっかけです。ネットで調べたところ、なんとインターネットでもラジオを配信しているではありませんか!すぐに書店にいき、基礎英語3を購入しました。

驚いたのが、以前に比べ格段に番組の内容がおもしろくなっていたこと。聞き始めて2年以上経ちますが、今でも通勤時間などを利用し、1週間分をまとめて聞いています。

【基本の流れ(私の場合)】
1. テキストを見ずに1回目を聞き、内容を理解する
2. 2回目はテキストを見ながら聞き取った英文が正しかったか、聞き取れなかった部分があれば重点的にチェック
3. 日本語訳を確認しながらリピート練習
4. シャドーイング(英文を見ずに音声に続いて音読する)
5. もう一度シャドーイングしながら内容を再チェック

ただ、この基本の流れができるようになるまで、半年程度かかりました。最初の頃は、「3ってこんなに難しかったっけ?2にしたほうがいいかな…」と、基礎英語2と並行して勉強するようにしていました。

基礎英語を聞き始めてから1年くらいして、リスニングの点数が急激にアップし、満点(スコア495)をとりました。思えば、特に意識せずとも一連の流れができるようになった頃でした。以来、今も継続している勉強法の一つです。
 

さいごに

英語の勉強を続けるコツは、何らかの形で成長を実感できることだと思っています。資格試験でも、英会話教室でも、自分にあったかたちを見つけ、それをコンスタントに続けることが一番の近道なのではないでしょうか。

文/石田有紀

◇◆編集後記 「大人の階段」◆◇
最近気づいたこと、それは味覚の変化。いつからかステーキよりも刺身を好んで食べるようになり、食後のデザートよりも酒のつまみのほうが楽しみになってきました。「これが大人になるってことなんだな…」と思う今日この頃ですが、飲み物にも変化が。ジュースやウーロン茶、緑茶よりも麦茶を飲むようになったんです。まさか麦からできるお酒と相関性が…?!

ページ上部へ戻る