イージーレーザー®の最新シリーズXTシャフトアライメント(軸芯出し測定用)では、ディスプレイユニットを付属するか否かを選択することができます。予算面から最終的に購入しないという選択をされるお客様も多いのですが、検討段階では購入するか迷われている方が多い印象です。
本コラムでは「ディスプレイユニットでできること」「どのような企業様が購入されているか」について解説します。
XT12 ディスプレイユニットとは?
XT12 ディスプレイユニットは、イージーレーザー®にて軸芯出しをする際に、必要な情報を入力、登録したり、測定結果を表示したりするためのガジェットです。IP66・67の認証を取得しており、防塵・防水対応。アダプターを使用し、コンセントから簡単に充電が行え、フル充電後は連続16時間稼働します。マイナス10℃の氷点下の環境でも50℃の高温でも使用することができます。
XT12 ディスプレイユニットには、通常のカメラのほか、オプション(別料金)としてIRカメラ(サーモグラフィーカメラ)を搭載することができます。
XT12 ディスプレイユニット購入理由
続いて、お客様がXT12 ディスプレイユニットを購入する理由についてご紹介します。
<ケース①>ダーティーな(汚れやすい)環境での使用を想定している
粉塵がまっているなど、過酷な現場で使用する場合は、XT12 ディスプレイユニットをご購入いただくことが多いです。
<ケース②>市販のタブレットやスマートフォンの持ち込みが制限されている
<ケース③>カメラが搭載されている器具を現場に持ち込めない
機密保持が必要な現場の場合、作業者がタブレットやスマートフォンを持ち込めないというお話をよく伺います。なかでも、カメラ機能付きのものはNGというケースがあるようです。その場合は、別料金となってしまいますが、XT12 ディスプレイユニットからカメラを取り除き納品させていただくことができますので、ご相談ください(発注時にお申込みが必要です)。
おわりに
その他にもメンテナンスサービスを提供している企業様で「お客様へのパフォーマンスにいいね!」とおっしゃっている方がいらっしゃいました。大きな画面で、芯出し作業前の状態と、芯出し作業を実施した後の数値やグラフィックをご確認いただくことで、自社のサービスをしっかりアピールできるというわけですね。
すでにXTシャフトアライメントを導入済みのお客様で、導入時にXT12 ディスプレイユニットを購入しなかった場合、単品で追加購入することが可能です。当社までお気軽にお問い合わせください。
XT12 ディスプレイユニットのイメージ動画はYouTubeにアップされています。人間工学に基づいて設計されたユニットの実力をぜひご確認ください。
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文/いしだ